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 首都圏の3県3市、産廃税一斉導入
    石原都知事が提案へ


2001/10/29

 (中日新聞 2001年10月27日朝刊記事より)

 東京都の石原慎太郎都知事は26日、首都圏の自治体が
連携して大気汚染と産業廃棄物の対策に取り組むため、
財源として、「大型ディーゼル車高速道路利用税」
「産業廃棄物税」の一斉導入を、神奈川、埼玉、千葉の
3県と、横浜、川崎、千葉の3政令都市に提案することを
明らかにした。

 横浜市で来月(11月)8日に開催する7都県市首脳会議
(首都圏サミット)で協議会をたちあげる。

 都の提案によると、高速道路利用税は、首都高速道路を
走る大型ディーゼル車(最大積載量5トン以上)が対象で
都内の料金所間を通る「東京線」が1回の通行につき200円を
現行の1400円の通行料に上乗せする。

 「神奈川線」(通行料1000円)と、「埼玉線」(同800円)の
税額は、各100円。

 神奈川から東京を抜けて埼玉まで行くと、税金は計400円と
なる。

 すべて料金所で、首都高速道路公団が徴収する。

 産廃の排出規制を目的とした産廃税は、排出事業者が
対象で、中間処理施設への処理委託が1トンあたり500円
最終処分場では同1000円を課税する。

 排出量が1000トン未満の業者は免税。

 税収は、7都県市合計で120億円を見込んでおり、
産廃の適性処理経費にあてる。

 



  ⇒「三重県の産廃税条例成立に思うこと」はこちら

 


   




























                          
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