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       ドクターホーワ放送室 特別番組

    「わが社にとっての環境問題」 
 

 その9 わが社にとってのシックハウス問題

2001/06/09

 ショッキングな報告
 
 基本的人権である、「健康的な室内空気」の提供をなりわいと
するわが社にとって、シックハウスの問題はこれからの大きな
テーマです。  
 
          シックハウスについての解説は
              ドクターホーワ資料室 
              「シックハウス症候群の豆知識」
            ここをクリックしてごらんください。


 国土交通省が実施した全国調査では、4分の1の住宅で
構成労働省が定めるホルムアルデヒドのガイドライン
(1立米あたり100マイクログラム以下)を超えていたそうです。

 またトルエンに関しても10%の住宅がガイドライン
(1立米あたり260マイクログラム以下)を超えていたそうです。

 しかも実態調査は晩夏から冬にかけて実施されたもので、
真夏に住宅内の温度が高まってホルムアルデヒドなどが
多く揮発していたときのデータではない、というショッキングな
内容でした。
 
 
 健康にかかわる環境的な視点が要求される

 これまで、住宅の基本的な性能を定めていた建築基準法は
地震や火災などに重点が置かれていました。まずは生死に
かかわる事項が優先されてきたわけです。

 しかし、これからは、シックハウス問題のように、健康にかかわる
環境的な視点も大切にされてゆくと思われます。

 住む人が特別に要求しなくても、シックハウスにならない家が
あたりまえに供給されなければならないのです。

 それにはまず、健康に有害な化学物質を多く拡散する建材や
施工材を使わないこと、から対策の第一歩です。。

 そして次には計画的な換気システムを住宅の中に設備して
あげることが大切になってきます。


 わが社は「計画的な換気システムの提供」で貢献してゆきます。
 
 空調と水道というライフラインを50年間にわたって供給し続けてきた
わが社は「健康的な空気の提供」が大きな社会的使命のひとつだと
考えています。

 
 わが社のつちかったノウハウ、技術力を結集して、シックハウスを
なくしてゆく、という社会貢献をしてゆきたいと考えています。

                              (次回に続く)

 
 
    参考文献
      日本経済新聞 平成13年6月7日付け夕刊記事
         「シックハウス」 田辺新一(早稲田大学教授)著


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