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       ドクターホーワ放送室 特別番組

    ドクターホーワの
       「 ISO 奮戦記 」 

      
「最小のコストで最大の効果」への挑戦
 


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   マネジメントレビュー 
     その1  (最高経営会議)

     

2003/04/18


半年に一度のマネジメントレビュー

 4月は当社の中間決算月である。
 ISOの運営上も、それにあわせて、半期に一度の
決算とも言えるマネジメントレビューを4月に行なった。

 マネジメントレビューは、「経営者による見直し」と言われる。
半期の目標の達成状況などを分析して、対策を施し
来期の目標設定をする、当社の最高経営会議である。

 しかしその見直しは、やはり実務の現状に精通した、現場
責任者クラスの参加が不可欠である。

 今月は、営業、施工、事務それぞれの部門から責任者
クラス10名が参加して、マネジメントレビューが行われた。

 ちなみに10名というのは、実は全社員の約半数である。
だから当社のマネジメントレビューは、事実上、社員の
大半参加型経営会議となっている。


 議事はポイントを絞って・・・
 
 マネジメントレビュー(MR)は、一応次のような手順で
議事を進行することになっている。

 1.前回のMRのフォローアップ
 2.品質方針、目標の実施状況
 3.外部、内部監査の結果報告
 4.顧客からのフィードバック情報
 5.プロセスの実施状況、不適合報告
 6.是正、予防処置の報告
 7.来期の計画

 ただ、最小のコスト(時間)で最大の効果をあげるため
議事はかなりポイントを絞って、重点的に検討すべきことを
優先していろいろなことを決定してゆく。

 事実上は、これまでのタイムリーな打合せ、会議など
あるいは、中間報告や内部監査などによって、すでに
問題点はかなり浮き彫りになっており、実際に討議すべきは
その対策や改善策の決定であることが多いからだ。


 対策は、根本的に・・・合意の上で
   反省は、次のスタート

 今回のマネジメントレビューでは、いろいろな観点から
さまざまな問題点があらかじめ指摘されていたが、
各部門の実務者が集まって討議した結果、その主たる
原因は変化するマーケット(客層)に対して、当社の
営業組織と施工組織の組み合わせや役割分担が
うまくマッチングしていないためである、ということが
わかった。

 そこで今回のMRで、マーケット別の営業、施工体制を
明確に組替え、責任分担をクリアにする、という対策を実施。

 そのうえで、各チームの次の半年間の目標設定、計画策定
を行い、出席者全員で確認しあった。

 変化するマーケットにあわせて組織を進化させる、という
成果を得た今回のMRは、翌日からはじまる来期のスタート
でもあった。

                            (次回に続く)

 
     
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  DATA

 登録機関          財団法人ベターリビング
                 システム審査登録センター
 登録番号          Q:296
 登録組織          朋和設備工業株式会社
                 (ホウワセツビコウギョウカブシキガイシャ)
 登録組織の所在地    愛知県名古屋市北区杉村一丁目24番8号
 適用規格          ISO9001:2000 JIS Q 9001:2000
 適用する製品、プロセス、
  またはサービス     空気調和、給排水設備の設計および施工
 登録日           2001年2月27日
 改定日           2003年1月21日
 

 

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