ドクターホーワの
「 ＩＳＯ 奮戦記 」
「最小のコストで最大の効果」への挑戦
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| ドクターホーワ放送室 特別番組 ドクターホーワの 「 ＩＳＯ 奮戦記 」 「最小のコストで最大の効果」への挑戦 |
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ＰＡＧＥ ２ ＩＳＯは、中小企業でこそ効果を発揮する！ |
2003/03/05 |
半年に一度の内部監査 当社は１０月が決算月なので、それにあわせて、毎年 ４月と１０月にマネジメントレビューを行うことにしている。 それに先立ち、３月と９月は、約１週間かけて、全社的に 内部監査をおこなう。 内部監査員の有資格者は１０名。 全社員のほぼ半数である。 営業が施工部門を、施工部門が、設計部門を、というように お互いに守備位置をかえて、厳しくチェックをおこなう。 社長も厳しくチェックを受ける 先週末の土曜日は、内部監査の先頭を切って、工事部長が 社長の監査を行った。 工事部長は、品質マニュアルに従ってひとつづつ 丁寧に社長を監査していった。 品質方針は、全社員に徹底しているか、 計画された教育訓練の実行はフォローされているか 人、もの、かねの経営資源は、適切に投入されているか この日、工事部長は、 「社長は前回のマネジメントレビューで、最大の効果を 最小のコストで、と方針を打ち出しているが、その後 各部門に具体的な指示がなされていないので、いいっぱなし の状態で放置されている」と、指摘事項をあげた。 中小企業でこそ、ＩＳＯは効果を発揮する ＩＳＯ９００１の２０００年版は、「経営者の責任」がたいへん 重くなっている。 社長が、決めたことを、自分できっちり実行してゆくかどうか、 ＩＳＯの導入が、大きな効果を上げるかどうかは、実は 大部分がこの１点にかかっている。 特に、「決めたルールを一番守らないのが社長」というのが 中小企業のパターン？？？ だからこそＩＳＯによる監査制度は、経営者を監視し、 トップマネジメントを劇的に変化させる。 きっちりした、社内体制ができあがっている大企業より 実はＩＳＯは、中小企業向けのシステムだと実感している。 （次回に続く） ⇒ご意見、ご感想のメールをお待ちしています。 ご住所、お名前、お電話番号をご記入いただいた方には お返事させていただきます。
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