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       ドクターホーワ放送室 特別番組
    「わが社にとっての環境問題」 

        
関連資料集
 

 産廃処分場の余命3年
   
98年度末時点 家庭ごみは12年

2001/06/23

(中日新聞2001年6月23日朝刊)

 環境省は22日、1998年度の一般・産業廃棄物の排出と
処理状況をまとめた。
 それによると、埋め立て最終処分場の余命を示す残余年数
(98年度末時点)は、産廃処分場が3.3年で、家庭ごみなど
一般廃棄物処分場の12.3年と比べ逼迫している状況が
続いている。

 産廃処分場の建設が住民らの反対で難しくなっているのが
影響しているとみられる。

  98年度の産廃排出総量は 408百万トン
  97年度             415百万トン


 中間処理場に埋め立てられた量は
    98年度       58百万トン
    97年度       67百万トン


 最終処分場の残余容量は
    98年度末    1億9031万立方メートル(▲2057)
    97年度末    2億1088             


 仮に、埋め立て量を98年度並みの約60百万トンと見込み
最終処分場の増設がないとすると、99年度末の産廃処分場の
余命は2.6年に縮む。

 また、首都圏の産廃が、圏内で最終処分できず、圏外に
運ばれたのは、
   98年度      77万トン
   97年度      66万トン


 東京都から出された産廃が、埼玉、千葉県などで中間処理
され、その後、愛知県や福岡県などで埋め立てられている。

 一方、一般廃棄物の排出総量は、
   98年度     5,160万トン(東京ドーム139杯分)
   97年度     5,120万トン


で、国民ひとりが、毎日
   98年度     1,118グラム
   97年度     1,112グラム

だした計算だ。
    



















                          
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