ドクターホーワの
「 ＩＳＯ 奮戦記 」
「最小のコストで最大の効果」への挑戦
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| ドクターホーワ放送室 特別番組 ドクターホーワの 「 ＩＳＯ 奮戦記 」 「最小のコストで最大の効果」への挑戦 |
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ＰＡＧＥ ８ 「情報のシステム」を、「情熱のシステム」に。 絶えまなく情熱を注ぎ込み 「熱いＩＳＯシステム」をつくりあげます。 |
2004/03/11 |
「情熱を吹き込む」ことの必要性 当社がＩＳＯ取得したのは２００１年１月で、すでに３年を経過 しました。 ＩＳＯの取得に取り組むときから数えれば、まもなく４年になります。 この間、いろいろな経緯、段階がありました。 １）システムを構築し、とにかくＩＳＯの規格に届くまで、 組織を つくりあげてゆく行く段階、 ２）社内の不適合情報をいかにたくさん収集するかに力をいれた段階、 ３）Ｐ⇒Ｄ⇒Ｃ⇒Ａのうち、当社が弱かった、「計画性」を強化する段階 ４）「Ｃ＝チェック」を強化する段階 そして今次の段階として、『システムに情熱を吹き込む』ことの 必要性を強く感じています。 システムは知らず知らずに温度が下がってくる ＩＳＯを導入して３年も経ちますと、導入する前と比べると、全く 比較にならないほど、社内のシステム、ルールは整備されてきます。 そのシステムは、ふだんの是正、予防処置、内部監査、外部監査を 通して、どんどん改善され精度の高いものになってゆきます。 しかし、一方でルールが多くなりすぎて、ルールにおわれて忙しく できるだけ手抜きをして最低限のことだけやっておけばいいや、という 気持ちが心の中に生じてくるのも事実です。 そしてそういう気持ちは、伝染するのがとても早いものです。 やがていつのまにかシステムの温度が下がってきているのでは ないか、という疑問をもつようになりました。 あれほどのエネルギーと情熱を注ぎ込んで組み上げた熱い システムが、知らぬ間に温度を下げて冷えてきているのではないか。 システムを運用する人間の心の温度が下がってくれば、それは 当然の結果です。 さめた温度の低いシステムは、いつのまにか、形骸化してゆきます。 形は確かにしっかりできてきているけれども、そのシステムを運用 するのは心をもった人間です。 同じシステムでも、熱い心をもった人間が運用するシステムと さめた冷ややかな気持ちの人間が運用するシステムでは、 アウトプット成果が全く違ってきます． 「情熱」というエネルギーでシステムは温度を維持する 当社は今、システムが形骸化してきているのではないか、という 危機感をもつようになりました。 当社のＩＳＯのシステムは、「お客様に満足していただく」という ただ１点の目的をめざして、社員全員の限りない情熱と努力で 組み上げてきたものです。 しかしルールが定着してくると、ルール本来の目的をいつのまにか 忘れて、「お客様を満足していただく」という心より「ルール自体を 満足させる」という点数主義の発想に、いつのまにか心が変化して きているのではないかと考えるようになりました。 人間の作ったルールですから、決して完全ではなく、またお客様の 満足の基準もどんどん変化してゆきます。 当社も初心では、「大胆に変化してゆく」という志をもっていました。 自分自身が絶えず変化してゆくには、膨大なエネルギーが 必要です。 そのエネルギーとは、「燃える心」、すなわち情熱です。 「情報のシステム」を 「情熱のシステム」にバージョンアップします。 当社は、「情報メモシステム」を使ってＩＳＯを構築し、磨き上げて きました。 今、あらためて「情報のシステム」を「情熱のシステム」に バージョンアップさせることを目標として掲げます。 経営者を筆頭に、社員全員が絶えまなく情熱を注ぎ込むことに よってＩＳＯに魂をふきこみ、熱い熱い「情熱のシステム」を構築することを 目指してゆきます。 （次回に続く） ⇒ご意見、ご感想のメールをお待ちしています。 ご住所、お名前、お電話番号をご記入いただいた方には お返事させていただきます。
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