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危機感と対策 |
2004/11/15 | |
先月23日に発生した新潟県中越地震は、いまだ大きな余震が 続き、被災者の方々の精神的負担は、想像をはるかに超えるものだ と思います。 先日、高速道路が長岡まで通じたその日に「自分にできることを 実行する」という強い意志を持って新潟県に救援物資を運び、 ボランティアとして活動された方の話を聞きました。 特に驚いたのは、下記の3点です。 1.救援物資は、市役所だけでは管理することができないほど 集まっている 2.救援物資があるにもかかわらず被災者に回らない (回す人手がない) 3.水道・ガス・電気等もさることながら「靴下」が不足している 救援物資は、市役所の倉庫がいっぱいとなり、学校の体育館を 救援物資倉庫としているそうです。 ただし、次々と物資が届く中、それを回す人手がなく、 なかなか被災者の元へいかないということが現実とは驚きました。 そして最も切実な靴下の不足は、「洗えばいい」という浅はかな 考えを持っていましたが、水がなくて洗濯ができない状態なのです。 聞いた話とはいえ、想像を越える「現実」にショックを受け、 考えさせられることがたくさんありました。 新潟県では、地震保険に加入をしていた人が10%程度だ そうです。 全国的には、15%から20%(愛知県が加入率が一番高い そうです)程度の加入しかないということに地震への楽観的姿勢が うかがえます。 保険がすべてとはいいませんが、地震という危機を感じ、 具体的に保険に加入するという行動をとった被災者の方は、 少なくとも何かの足しにはなったのではないでしょうか。 地震に限らず危険というのは社会の中に混在します。 結果論となってしまいますが、有効な対策を導き出し、具体的 行動をとることが重要であると実感しました。 労務の分野でも危機といわれる「退職金制度」があります。 各会社によって異なりますが、どれだけの危機レベルにあるかを ご存知でしょうか? 気づいたときには、会社に震度6強の地震を与える危機と なってしまう可能性もあります。 ますは現状に目を向けることをおすすめします。 (酒井) 中部労務管理センター (社会保険労務士事務所) 人事労務管理研究所 (人事労務コンサルタント) ⇒ホームページはこちら http://www.jinjiken.co.jp (ドクターホーワよりのご紹介) 酒井さんは、新進気鋭の若手の多い、中部労務管理 センターにおいても、最も若い、やる気満々の前途有望な 若者です。 昨年から当社の担当をまかされるようになり、一生懸命に がんばっている様子が、よくわかります。 ⇒ 【事務所概要】はこちら ⇒ 【事務所理念】はこちら |
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