何から何まで揃ってるといいけど、
そうはいかないのが現実です。───
５歳の次女の水いぼが２０カ所以上に拡がり、放っておけなくなり
近所の井上医院（仮称）に連れて行くことにした。
この医院は子供に人気がある。
待合室にはかごに入ったキャンディがあるし、のどが渇けば
製茶機から自由に飲むことができる。
本が多い。
幼児には診察後にちょっとしたシールやおもちゃがもらえる
（ぐずると診察中にもらえ威力を発揮する）。
併設されている薬局では薬の袋を３つのキャラクター
（どれみちゃん、仮面ライダー、ドラえもん）から選べる。
水いぼの処置はピンセットで一つ一つとっていくしか方法がない
らしい。
一般的なピンセットより先のとがった先端で1〜２ミリのいぼを
つまんでやぶき、次に先から少し内側の平らな部分でいぼを
搾り取るようにする。
ちょうどニキビをつぶすような感じでいぼの芯がとれ、若干血が
にじむ。
ニキビも痛いがこれも相当痛いのだろう、１０個ほどとったところで
我慢できずにギブアップ、泣き出してしまった。
今日はここまでだ。
診察が終わっておもちゃの指輪をもらい子供は満足しているが、
私は１回の診療で終わらず不満である。
（ここまで放置して親として少し反省する）
２週間後、残りの水いぼをとりに今度は酒井外科（仮称）に
行くことにした。
酒井外科の待合室は本も少なく退屈だ。
井上外科ではおとなしかった子供も「ねぇ、まだぁ」を繰り返す。
ここでの処置は特殊なピンセットを使う。
先端の一方が直径２ミリほどの小さな円筒状になっていて、
もう一方がその円筒が入る穴があいたリングになっている。
これで挟むと凹凸が合わさり、中に挟まれたいぼがとれる
（つぶれる）のだ。
このピンセットはいぼを１回の動作でとる。
井上医院では一つをとるのに２動作必要としていたのが半分で
済む。痛みも半分になる。
今日は最後まで痛みをこらえ、水いぼをすべてとることができた。
子供にきいてみた。
「この前行った井上医院と今日の酒井外科、どっちがよかった？」
「（少し考え）井上医院」
「どうして？ 今日の方が前より痛いのは短くてよかったでしょう」
「うん。でも井上さんのところはアメがあるしね。
指輪がもらえるしね・・」
「・・・」
あなたならどっちがいい？
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水いぼ
→ http://www.banyu.co.jp/sukoyaka/byouki/mizuibo.html
（岩堀）
中部労務管理センター （社会保険労務士事務所）
人事労務管理研究所 （人事労務コンサルタント）
⇒ホームページはこちら http://www.jinjiken.co.jp
（ドクターホーワよりのご紹介）
中部労務管理センターの岩堀さんは、まだ若いけれど、
実は所長の国井さんにつぐベテランで、各種助成金に
詳しいかたです。
そしてもう一つの顔は、中部労務管理センターのＩＴを
支える中核的存在でもあるということです
ＩＴは、ＩＴそのものが目的ではなく、いかにして本業を
生かすために使い切るか、がカギになっています。
ＩＴの導入は、社員の温度差がつねに問題になります。
そういった壁をひとつひとつ乗り越えて、進化させて
いった会社がＩＴ勝ち組みに残るのでしょうね。
岩堀さんのレポート、まだまだ続きが楽しみです。
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