当事務所に於いても、１０月の初めに定期健康診断を行い、
その結果がつい先日届きました。
今回は、自身の結果で気になる数値が出てきた項目について
取り上げてみたいと思います。
（コラムで健康ものを取り上げているのに、悪いところがあるの？
と言う声が聞こえてきそうですが・・・。）
血中脂質検査の中にある『中性脂肪』『ＨＤＬ』という項目です。
中性脂肪は、体内の脂肪の一種で、主としてエネルギーとして
使われる脂肪酸の倉庫ともいえます。
この中性脂肪は無くては困るのですが、数値が高いまま
長く放置していると、血管の老化が着実に進み、様々な病気を
引き起こす原因となります。
そして、血液中の中性脂肪が増えることにより、
ＨＤＬ（善玉コレステロール）が減少し、ＬＤＬ（悪玉コレステロール）
は増加してしまう事がわかってきたようです。
ＬＤＬは増加してくると、血管にたまってしまい動脈硬化の
危険が高くなってきます。
一方、ＨＤＬは、血管に付着したＬＤＬ（悪玉）を肝臓に戻す
働きがあります。
たがってＨＤＬは多ければ多いほうが良いのですが、
食習慣（肉類の取り過ぎなど）、運動不足などにより、
逆にＬＤＬが一方的に増えてしまいます。
これらの項目は、昨年の検査結果にも出ていたものですが、
検査結果に対して本気で考え、改善策に取り組んでいなかった
ため、数値を悪化させてしまったと思います。
（１）検査項目の情報・意味を正しく理解し
（２）放置しておくと、どのような症状を引き起こすのかを認識し
（３）検査値を適性に戻すための改善策を正確に把握し
（４）具体的な実行に移す事により、検査値を適正にしていく
という行動をとってこそ、健康診断の意味があるのだと
痛感した次第です。
（井上）
中部労務管理センター （社会保険労務士事務所）
人事労務管理研究所 （人事労務コンサルタント）
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ドクターホーワよりひとこと
井上さんは、中部労務管理センターのニューフェイス。
２００年５月より、事務所のメンバーに加わりました。
事務所の若手、酒井さんと同年齢で、よきライバルとして
活躍を期待されています。
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