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    デジカメの楽しみ方

                       
2003/09/01

 デジタルカメラが売れている。

 うちの職員も最近二人が相次ぎ購入した。

 そろそろ私も買おうかな・・・と考えている人へ、
私流のデジカメの楽しみ方、選び方を紹介したい。
(写真が趣味の方で、そろそろデジタル一眼レフを・・
・という方には何の参考にもなりません)


  静止画

 撮った写真をすぐに液晶で確認でき、気に入らなければ
削除できる。

 フィルムの残量を気にせず気軽に撮れる。
 これが最大の魅力だ。
 
 コンパクトカメラタイプであれば、多くのメーカーが写実的な
絵ではなく、印象的な絵づくりをしている。

 「記録色」より「記憶色」というやつだ。

 綺麗に鮮やかに撮れるのだ。

 写真の腕があがったかと勘違いしてしまうほど。

 曇天で撮っても晴天下で撮ったように明るい。
ゲームセンターでの写真はまるで遊園地にいるように
原色が映える。


●デジカメは背面の液晶で撮影するそのものの画像を確認できる。
 一眼レフカメラと同じといっていい。

  フィルムのコンパクトカメラでは不可能だった「天文写真」も
望遠鏡とつないで撮ることができる。

 今、話題の火星は少し大きく写った程度でうまくいかないが、
月はおもしろい。

 画面いっぱいに満月が写りクレーターも海もはっきり確認できる。
さらにデジタルズームで拡大すると迫力満点。

 コンバーターなど必要なく、望遠鏡の接眼レンズに、
デジカメの鏡胴を直接押しつけ、望遠側で撮影するだけだ。

 単焦点タイプや鏡胴が伸びないタイプはこの用途には向かない。


●水中撮影がしたければ、あらかじめマリンパックと呼ばれる、
 防水のプラスチックケースがあるかどうか確認しよう。

 純正品がなければ、専業メーカーが作っている場合がある。

 いずれも値段的にかなり高い。
 私は東急ハンズで2千円で買ったデジカメ用防水バッグ
 (透明の袋)で、済ませている。

 水深2メートルぐらいならこれでいける。



  動 画

●多くのカメラは静止画とともに動画が撮れ、お手軽ビデオカメラと
 なる。

  静止画と動画が1台でまに合うのがデジカメの魅力だ。

 1回が15〜30秒しか撮れない機種が多いが、これで十分。

 ビデオカメラで延々と撮ったテープは繰り返し見ないが、
 デジカメの30秒動画なら見る気になれる。

 我が家ではデジカメを購入してからすっかりビデオカメラの
登場はなくなった。

 ただ、音はモノラルなので、音にこだわる方には
すすめられない。

おすすめは、動画記録形式がMotionJPEGで、1秒30コマの
高速撮影ができるタイプ。

 MotionJPEGであればMPEGと異なり静止画の連続なので、
1枚1枚の切り出しができる。

 30コマ/秒あると動きがカクカクしない。
 昔、科学の本などにあった「ミルククラウン」も30コマ/秒あれば
撮れる。
 (滴がミルクの水面に落ちたときにできる冠状の飛沫
   ・・・これは感動!)



 編集・鑑賞

●パソコンがない人はデジカメはあきらめた方が無難だ。

 撮ったデータをパソコン以外のもので管理するにはコストが
かかりすぎる。

 私はパソコンに年月と場所の名をつけたフォルダー
(例えば「0309鶴舞公園」)をつくり、そこへデジカメから
データを移して大抵は終わる。

 画像編集は面倒なので滅多にしない。
 するとしたら、動画の不要な部分をカットしたり、つないだりを
カメラ内部でする程度。

 この際、記録するメモリーはできるだけ容量の大きなものがいい。

 空き容量がないと動画編集がカメラ内部でできないからだ。


●家族で楽しむには、カメラとテレビを直接つないで大画面で
 見る。

  ケーブルはほとんどの機種に付いている。
  そのまま鑑賞するのもいいが、静止画を拡大したり、
 動画をコマ送り・スローモーション・逆送りで見るのが楽しい。

 人が歩いているところ、車が走っているところ、平凡なシーンでも
かなり楽しめる。

●パソコンで専用ソフトをつかい静止画、動画を加工・編集するのは
 けっこう骨がおれる。

 時間だけでなく感性も必要かもしれない。

 それでも創作意欲だけはある人、時間が無くて手短にすませたい
人には、これがおすすめ。

 静止画と音楽を選ぶだけでCMのようなプロっぽい画像を
勝手にくみあわせて作ってくれるソフトだ。

 (1)は動画を混在させることができる。

(1)「MovieShaker(ソニー)」
    http://www.vaio.sony.co.jp/software/MovieShaker/
(2)「LiFE with PhotoCinema(デジタルステージ)」
    http://www.photo-cinema.com/

 残念ながら(1)は生産中止になってしまった。
パソコンショップの処分品コーナーをこまめにあたると
あるかもしれない。

 某ショップで先日、3千円で売られているのをみかけた。


●プリントは金額、手間を考えると自前でするよりもDPE店に
 まかせた方が得だと思う。

  発色や耐光性を比較しても、DPEの印画紙に軍配があがる。

 以前にも紹介したが、私はもっぱら「インターネットの写真屋さん」
http://www.digitalplaza.co.jp/ を利用している。

 L版1枚40円、10枚以上で送料無料になる。

 近所や通勤途上にDPE店があるなら、そこを利用するのも
いいだろう。

                      (岩堀)


 中部労務管理センター (社会保険労務士事務所)
 
人事労務管理研究所  (人事労務コンサルタント)
   ⇒ホームページはこちら http://www.jinjiken.co.jp


                          



(ドクターホーワよりのご紹介)

 
 中部労務管理センターの岩堀さんは、まだ若いけれど、
実は所長の国井さんにつぐベテランで、各種助成金に
詳しいかたです。

 そしてもう一つの顔は、中部労務管理センターのITを
支える中核的存在でもあるということです

 ITは、ITそのものが目的ではなく、いかにして本業を
生かすために使い切るか、がカギになっています。

 ITの導入は、社員の温度差がつねに問題になります。
そういった壁をひとつひとつ乗り越えて、進化させて
いった会社がIT勝ち組みに残るのでしょうね。

 岩堀さんのレポート、まだまだ続きが楽しみです。

 

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