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    五月病
                       
2003/04/30

 「五月病」という言葉は皆さんご存知のように、
広く知られた言葉ですが、実は医学用語ではなく、
決まった概念や定義があるわけではありません。

 一般に、4月に希望にあふれて入学してきた新入生や
新社会人が、5月の連休明け頃からから急に元気が無くなり
勉学や仕事への意欲や関心を失ってしまうことを言います。

 しかし、この「五月病」は何も5月だけに限らず、
しかも新入生や新入社員だけではなくベテランの人にも
多く見られる症状です。

「またこの話かー。」と聞き流さずに、再度認識して
いただければと思います。



五月病の症状として以下のようなものがあげられます。

  ▼身体的症状▼
   ・体がだるく疲れやすい。
   ・腹痛や頭痛がするなど体調がすぐれない。
   ・夜になってもなかなか寝れない。

  ▼精神的症状▼
   ・イライラする。
   ・無気力。
   ・気持ちが落ち込んで何もやりたくない。
   ・何をするのも面倒くさい。
   ・思考力、判断力の低下。
   ・食欲がなくなる。


 五月病の最大の原因はストレスです。

 まず、疲れたなと感じたらムリにがんばろうとせずに、
休みましょう。

 五月病にムリは禁物です。

 そして、自分の好きなことをしたり、のんびりしたり
するなど、自分にあったストレス解消法を見つけ、
日ごろからストレスを溜め込まないようにする事が
大切ではないでしょうか。 

  ▼ストレス解消のいろいろ▼
    ・スポーツでストレス解消!
    ・音楽でストレス解消!
    ・お酒を飲んでストレス解消!
    ・おいしい者を食べてストレス解消!
    ・寝まくってストレス解消!


 五月病は心が相手なだけに少しばかり厄介です。

 深く考え込まずに気分転換したり、リフレッシュしましょう。

 ストレスをため込めば、誰でもいつでもかかる可能性を
持っています。
 ただでさえストレスの多い時代ですから、自分で自分を
守るために上手にストレスを解消していきましょう。

 「そんな事は分かっているよ」と思う方も多いかも
知れませんが、実行できていますか? 

 頭では分かっている事を実際の行動に移す事が、
本当は一番難しいのかもしれません。

                        (井上)



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人事労務管理研究所  (人事労務コンサルタント)
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ドクターホーワよりひとこと

 井上さんは、中部労務管理センターのニューフェイス。
200年5月より、事務所のメンバーに加わりました。

 事務所の若手、酒井さんと同年齢で、よきライバルとして
活躍を期待されています。


                        
 

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