年も明け、寒さが一番厳しい季節になってきますが、
体調はいかがでしょうか？
風邪をひいたりはしていませんか？
風邪の原因には不規則な生活も大きく関わっていますが、
不規則な生活が続くと風邪だけにとどまらず、重大な病気を
引き起こすことがあります。
今回は不規則な生活、悪い生活習慣が引き起こす、
「生活習慣病」について取り上げたいと思います。
「生活習慣病」はある日、突然襲ってくる訳ではありません。
偏った食事、運動不足、ストレス、タバコなど自分自身の
長年の悪い生活習慣が原因・誘因となり病気となって
襲ってくるものです。
日本人の死因上位を占める 「がん」 「脳疾患」 「心臓病」 は、
３大「生活習慣病」と言われ全体の死因のなんと６０％にのぼります。
この３疾患以外の生活習慣病には、肝臓病、糖尿病、高血圧、
腎臓病、肥満、高脂血症があります。
しかし、これらの病気は単独でかかることばかりではなく、
一緒にかかっていることも多く、１つの病気が他の病気の
引き金役になったりしていることも少なくありません。
何故なら、これらの病気の原因・誘因に共通するものが
「悪い生活習慣」だからなのです。
生活習慣は大きくわけると４つにわかれます。
「食習慣」「運動習慣」「休養習慣」そして「嗜好習慣」です。
習慣は人間の性格と同じで、一度できてしまった習慣は
なかなか変わりません。
しかし、日々の生活習慣が人生を大きく分けるのです。
あなたの生活習慣は大丈夫ですか？
これから、良い生活習慣をいくつか挙げてみます。
こんな当たり前のことはもう分かっている！という事ばかりですが、
皆さん普段から意識して気を付けていますか？
・動物性脂肪（バターや肉の脂肪）は控えめにしている。
・塩辛いものは避けるようにしている。
・朝食は必ずとる。
・腹８部目をこころがけている。
・食事の時間がきまっている。
・外食の機会は少ない。
・食事は、よく噛んでゆっくり食べている。
・タバコは吸わない。
・お酒は適量を守っている。
・コーヒーやお菓子はとりすぎないようにしている。
・毎日、適度な運動をしている。
・毎日７〜８時間の睡眠をとっている。
・疲れたら休みをとるようにしている。
・風呂は熱い湯を避けている。
一つ一つはどれも難しい事ではありません。
ですが、一度に沢山の生活習慣を見直すのは大変なことです。
まずは、今自分がやっている一つ一つの習慣を見直す
心がけをつけることから始めてみましょう。
健康は自分のため、そしてそれは家族、友人の健康に
つながることを心の片隅に置いて下さい。
健康は守るものではなく、つくるものだということも、
心の片隅に置いて毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
（井上）
中部労務管理センター （社会保険労務士事務所）
人事労務管理研究所 （人事労務コンサルタント）
⇒ホームページはこちら http://www.jinjiken.co.jp
ドクターホーワよりひとこと
井上さんは、中部労務管理センターのニューフェイス。
２００年５月より、事務所のメンバーに加わりました。
事務所の若手、酒井さんと同年齢で、よきライバルとして
活躍を期待されています。
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