介護人材確保助成金の現状
先日（１１月末頃）、介護雇用創出助成金の説明会に
行って来ました。
介護雇用創出助成金とは、介護の分野で新しく事業を
はじめ、それに伴い新たに人を雇ったり、就業規則などの
環境を整えたり、研修などの能力開発を行ったときに助成され、
それぞれ人材確保・雇用管理・能力開発助成金（給付金）の
３つから成り立っています。
いわゆるベンチャー企業や新分野に進出する中小企業に
支給される、「中小企業雇用創出助成金」の介護版ですね。
この助成金、他県でも混雑していると聞いていましたが、
愛知県もすごいものでした。
まず驚いたのが、今回の説明会参加者が今年２月〜６月に
申請した人達だったこと。
本来この助成金の申請期間は、メインの人材確保助成金で
あれば、人を雇い入れてから６ヶ月後（本年４月１日以前は
３ヶ月後）の申請、雇用管理であれば就業規則等が完了
（作成・提出・入金）してから１ヶ月以内の申請ですが、
その期限でいくと今回参加者のほとんどがアウトです。
（特例として日付は空欄で１２月中に申請すれば受理して
もらえるそうですが・・・）
次に驚いたのが、７月〜９月までの申請については
受理しなかったこと。
ということは、その間に介護事業を始める人達はこの
助成金をもらえないことになります。
要件はすべて満たしているのに・・・。
対応策として事業の開始を１０月以降に延ばしてもらって
いると職員の方はおしゃっていましたが、その間に申請された
事業主の方のことを思うと、心が痛みます。
また、１０月以降に延期された方のしわ寄せが発生し、
今後の介護労働安定センターは麻痺状態になりそうです。
来年４月以降この助成金は大幅に削減されるかもしれません。
介護事業進出を考えていらっしゃる方は、早めに窓口↓
に相談してくださいね。
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（佐藤）
（ドクターホーワよりのご紹介）
中部労務管理センターの佐藤さんは、昭和４７年生まれの
２９歳。
とにかく熱意のある好青年で、社会保険労務士の資格も
有しています。
若さと、熱意が売り物の中部労務管理センターです。
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