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退職制度の行く末 その1 |
2002/12/03 | |
退職金には3つの支給目的があるといわれています。 1.賃金後払い説 2.功労報償説 3.老後の保障説 退職一時金の方向性は、3.→2.→1.と流れてきて います。 すなわち、年功序列賃金の総決算としての意味合いから ポイント制退職金制度に見られる役割貢献度の反映、 そして昨今では前払い制度、日本版401K(確定拠出年金 制度)に意図される《賃金》としての位置付けです。 2001年10月の確定拠出年金法の施行から10年で 適格年金制度は廃止されます。 また、厚生年金基金の脱退も、手切れ保険料の精算と 業界内での風評に耐える会社は決断をされています。 そうなるとクローズアップされてくるのが 『受け皿はどこか?』です。 流れからいけば、前払い制度、確定拠出年金制度が 有力候補ですが、これらには課題もあります。 前者は、全社員対象とするにはかなり、代償措置の整備 (成果配分制度の構築、カフェテリアプランの充実等)が 必要であり、選択制では中途半端となってしまいます。 後者は、退職一時金のように中途脱退支給が認められて いません。 60歳以降の受給が原則です。 となると、おすすめは、中小・零細企業においては、 中小企業退職金共済制度と外資系(一部国内含む) 生命保険会社の全員養老保険が見え隠れしてきます。 次回以降、詳細をお知らせしたいと思います。 お楽しみに! ★次回は1/20の予定です。 (國井) 中部労務管理センター (社会保険労務士事務所) 人事労務管理研究所 (人事労務コンサルタント) ⇒ホームページはこちら http://www.jinjiken.co.jp (ドクターホーワよりのご紹介) 中部労務管理センターは、所長の国井さんは30台のばりばり。 積極的、前向きな考え方で、ぐいぐい事務所をひっぱっています。 当社(朋和設備工業株式会社)の企画、施工する工事の、各種 助成金の申請などでパートナーシップを組んでいるほか、労災保険 社会保険などさまざまな面で助けていただいております。 とても親切で面倒見のいい事務所で、たいへん助かっています。 ⇒ 【事務所概要】はこちら ⇒ 【事務所理念】はこちら |
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