ある組織の勉強会の中で《自らの会社を語る》という
課題を与えられました。
それも参加者を会社説明会に集まった就職希望者と見立て、
その中からひとりの新入社員を獲得するために、５分で会社の
ＰＲをするという設定です。
手始めに５つのグループ（１組４〜５人）に分かれ、
その中で予備選を行います。
各グループの代表が決まったところで全体の中で
本番戦を展開します。
求職者である参加者達は『この会社に入りたい』と思った時に、
入社を希望する意志表示を挙手によって行います。
手があがった数の一番多い代表者が優勝者です。
私は、残念ながらグループの中の代表にもなれませんでした。
そして、優勝したのは、会社の概要にはほとんど触れず、
ただ自分の《夢》を語り続けた私と同じ年（３９歳）の経営者でした。
私は５分のＰＲを、会社概要から外部の環境、自社の
強み弱みを、枝葉末節にこだわり、理路整然と説明することに
使ってしまいました。
結果『専門的過ぎてよくわからない』というフィードバックを
頂戴しました。
自分が今の事務所に入ったときの想いを、そして所長に
就任したときの意気込みを、なぜ自分の言葉で話せなかったのか、
悔しくて悔しくてたまりません。
完敗でした。
何かを共にしていくときに、理屈はいりません。
夢に対する情熱が決め手になります。
握手をしてから具体的な計画が始まります。
それをしないで人を引きつけることはできません。
そのことをあらためて実感しました。
いつの間にか頭の中で物事を遂行していく癖がついてしまって
いました。まず《行動》からはいる人間でありたい。
私はそう思います。
（國井）
中部労務管理センター （社会保険労務士事務所）
人事労務管理研究所 （人事労務コンサルタント）
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（ドクターホーワよりのご紹介）
中部労務管理センターは、所長の国井さんは３０台のばりばり。
積極的、前向きな考え方で、ぐいぐい事務所をひっぱっています。
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