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グループウエア導入記 その3(最終回) |
2002/01/28 | |
グループウエア導入記【3 最終回】 グループウェア導入から約4ヵ月が経過しました。 ようやく社内に定着してきました。 重大な予定表の書き込み漏れ、掲示板の読み忘れは、 非常に少なくなりました。 何よりも助かっているのは、自分自身です。 社内の小さなシステム変更は、口頭でひとりひとりに 伝えていたのですが、これを掲示板への書き込みで 減らすことができました。 「楽になった」という実感があります。 また大きな動きがあれば、この場で報告できるかと 思います。 さて、自社での経験しかありませんが、グループウェア 導入のポイントをまとめました。 ■目的をはっきりさせる。 グループウェア導入で何をしたいのでしょう。 他社が導入しているからウチも・・・ではないはずです。 スケジュールやアドレス、文書の共有化でどんな効果が 得られるのか。 電子掲示板や電子会議室の利用で何が便利になるのか。 デメリットはないのか。よーく検討してみてください。 ■『自社サーバー型』にするか『ASP型』にするか。 【自社サーバー型】 自社にサーバーを設置し、そこにソフトを導入します。 初期投資(サーバーやソフトの代金)がかかりますが、 月々の負担はありません。 サーバーのメンテナンスに自信がなければ、レンタル サーバーに導入という方法もあります (この場合はサーバーレンタル料、インターネット接続料が 月々発生)。 【ASP型】 インターネットを通じて、専門会社がグループウェアを提供し、 それを利用します。 初期投資がほとんどかかりませんが、月々の利用料を 払い続けなければなりません。 SOHOなら無料サービスを利用する方法もあります。 常時インターネット接続が利用できる環境であるのが 前提条件です。 当社の利用している「HotBiz」は、このタイプです。 ■自分の会社に必要な機能は何か。機能の多さで選ばない。 多機能な方が、あとあと便利ではないか、優れているのでは ないか、と考えがちです。 でも、現在、自社に必要な基礎機能が、自分たちに 合っていなければ元も子もありません。 必要な機能の充実度、自社との相性で選びましょう。 ■『お試し期間』『お試し版』で実際に使ってみる。 メイン機能の『予定表』でもソフトによって、使い勝手が ずいぶん違います。 予定表以外の他の機能では、さらに操作性、能力に 差があります。 カタログやホームページの内容、他社での評判を鵜呑みに するのではなく、実際に使って決めることが大切です。 多くのソフトが、期間限定や機能限定で、試用できるように なっていますので、それを利用しましょう。 以下に中堅・小規模企業に適した主なグループウェアを 紹介します。 【サーバー型】 ●i Office V3 (ネオジャパン) http://www.neo.co.jp/ioffice/ ●Office NEO(メディアリンクス) http://www.lynks.co.jp/officeneo/ ●サイボウズOffice4(サイボウズ) http://www.cybozu.co.jp/ 【ASP型】 ●Hot Biz(アドミラルシステム) http://www.hotbiz.jp/ ●ねっとデわーく(NTTコムウェア) http://www.ndw.ne.jp/ ●Web Office(富士通ビジネスシステム) http://wo.iws.ne.jp/ ●Intranets PRO(イントラネッツ) http://www.intranets.co.jp/ 【ASP型(無料サービス)】 ●Intranets Basic(イントラネッツ) http://www.intranets.co.jp/ ●e-手帳(オン・ザ・エッヂ) http://www.e-techou.com/ (岩堀) (ドクターホーワよりのご紹介) 中部労務管理センターの岩堀さんは、まだ若いけれど、 実は所長の国井さんにつぐベテランで、各種助成金に 詳しいかたです。 そしてもう一つの顔は、中部労務管理センターのITを 支える中核的存在でもあるということです ITは、ITそのものが目的ではなく、いかにして本業を 生かすために使い切るか、がカギになっています。 ITの導入は、社員の温度差がつねに問題になります。 そういった壁をひとつひとつ乗り越えて、進化させて いった会社がIT勝ち組みに残るのでしょうね。 岩堀さんのレポート、まだまだ続きが楽しみです。 ⇒ 【事務所概要】はこちら ⇒ 【事務所理念】はこちら |
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