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         年金はどうなる?
                       
2001/10/08

年金制度はパンクする?

 高齢化社会を迎え、労働力人口が減少する中で
年金制度がパンクするのではないかと危ぶまれて
います。

 年金財政は、国民年金の保険料を未払いのままに
している人も多いため苦しい状況です。

 現時点で保険料を納めていても、後々に払った金額が
受給できないのではないのかという不安感があり、
保険料を納めることはリスクが高いと判断されていることが
原因ではないでしょうか。
 

時代はすでに次のステップヘ
 

 時代はすでに次のステップへと進んでいます。

 国の用意した制度に従い、大船に乗った気でいることが
できる時代はすでに終わりつつあります。

 これからは老後のために各個人がどれだけの金額が
必要なのか、また何を利用して管理をしていくのか
計画的管理をしていくことが要求されます。


401K(確定拠出型の年金制度

 新制度として401K(確定拠出型の年金制度)が話題と
なっています。

 一定の掛け金(拠出)から運用の方法などにより受給
できる金額が変わってくる制度です。

 運用には当然リスクも伴いますが負担は他の誰でもない
自分自身となります。

 ハイリスクハイリターンの運用・ローリスクローリターンの
運用すべて自分で選択することとなります。

 リスクを自分で負う訳ですから、安定性という点では
これまでの制度のように受給できる金額がわかるもの
(確定給付型)と比較すれば劣るためデメリットのひとつと
いえます。

 ただ現在の制度の抜本的な改革が行われない限りは
どんどん確定拠出型が注目されていくでしょう。

 終身雇用制度が崩れる傾向にあり、今後、転職が
当たり前のようになると、その際は自身の年金を転職先に
そのまま持っていくことができ継続して運用することが
できます。

 これまでの勤続年数が長期であることを前提とした
度における転職に係る不利と比較すれば、メリットの
ひとつといえます。


情報の仕入れが大切に

 確定拠出型の年金制度が重視されることとなれば
必然的に情報を仕入れる必要性に迫られるでしょう。

 情報化社会ともいわれるいわれる中で、何が正しい
情報化を選別し、計画に沿った運用をしていかなくては
なりません。

 まずは年金制度がどのように変化していくのか
各個人が注目し、各制度の内容やメリット・デメリットを
把握することから自身の管理につなげていくことが
よいのではないでしょうか。

                         (酒井)


(ドクターホーワよりのご紹介)

 酒井さんは、新進気鋭の若手の多い、中部労務管理
センターに おいても、最も若い、やる気満々の前途有望な
若者です。

  昨年から当社の担当をまかされるようになり、一生懸命に
 がんばっている様子が、よくわかります。

  一人前の職業人、一人前の社会人になってゆくためには、
 まじめに、こつこつと努力をしてゆかなければならない、という
 ごくあたりまえな価値観が、バブルの時代を通じて、どこかへ
 置き忘れてしまったような感のあった日本の社会ですが
 最近、こうして懸命に努力する若い人が増えてきていることは
 とてもすばらしいことだと思います。

 

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