本日、朋和設備は満７３歳になりました。
当社は、昭和26年8月7日に、社長と社員1名の2名でスタートいたしました。
そして本日、７３回目の創業記念日を迎えました。
現在の役職員数は2３名で、大きく成長したということでは決してありませんが、
堅実経営をモットーに、こつこつと実績を積み重ねてまいりました。
最近は、社員の定着率も高く、長く勤めてくださる社員みんなの力で、難しい時代ですが
何とか乗り切ってきました。
この間、たくさんの方々にお世話になり、今日まで営業を続けることができましたことを
心より感謝を申し上げます。
創業の理念にあらためて立ち返りつつ、新たな時代を生き抜いていきます！
当社の創業の理念は、
「この会社に関わる人すべてが、安心して生活基盤をゆだねることができる会社をつくってゆくこと」
です。
戦後の混乱期、生きてゆくことすら難しかった時代に、みんなが生活のあてにできる会社になりたい、
そういう思いで創業したと聞いています。
今の世の中は、決して順風満帆ではないものの、そんな時代に比べればとても幸せな時代に
なっています。
そうした時代にあっても、当社は、その創業の理念を忘れず、信用を第一に、堅実にこつこつと
努力を続けてきました。
そして今、当社は、もうひとつの理念として、「経営の目的」を、「人を育てること」に掲げています。
あてになる会社をつくりつつ、あてになる自分自身を育ててゆこう！
この世は移ろいやすくはかないものです。
どんな事態がおこるか想像もつきません。
しかしどんな時代にあっても、ひとりひとりがしっかりした見識をもち、あてになる技術・スキルをもち
社会人として立派に生きていれば、何とか個人として生きてゆくことができ、家族を養い、次世代の
子供たちを育てることができるのではないか。
もし、万が一会社があてにならない存在になってしまう時代が来ても、しっかりした個人、
あてになる自分自身があるかぎり、路頭に迷うようなことはないのではないか。
だから、朋和設備は、「みんなが、あてになる会社をつくること」を目指しながら、
一方では、「自分自身があてになるような自分自身をみんながつくること」を
会社経営の重要な目的として掲げています。
「人材教育、人材育成」は、当社にとって「会社経営の目的」であって、
「手段」ではないのです。
「人材」、とか「人財」とかいいますが、私たち人間は誰かの材料であったり、財産であるという
わけではなく、みんな第一義的には自分自身のために働いていると思います。
自分や家族が幸せになるために、一生懸命働いていると思います。
そして一生懸命仕事することが、結果的に仲間のためになったり、まわりの人のためになったり
社会に役に立ったりしていると思います。
厳しい社会ではありますが、自分自身を育てることが、結果的に社会のためになり、
自分を含めたみんなの幸せにつながると私たちは考えています。
だから、当社は経営の目的を、「人を育てること」として掲げているのです。
わたしたちは、こうした理念に共鳴していただける人と一緒に働きたい、と思って今日まで
やってきましたし、これからもそうありたい、と考えています。
こうしたわたくしたちの理念にご賛同いただける方、ぜひ当社の門をたたいて
いただければ幸いです。
令和 ６年 8月 7日
朋和設備工業株式会社
代表取締役社長 服部 宏
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