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鉛管給水管の朝一番の水、5%で基準超す鉛 名古屋市調査 |
2002/01/24 |
(日本経済新聞平成14年1月23日夕刊記事より) 名古屋市が23日発表した鉛製給水管を使用した水道管の 水質調査で、朝一番の水(停滞水)では、全体の5%の 家庭から水質基準値を超す鉛が検出されたことがわかった。 市は、「ただちに健康に害をおよぼすものではない」と しているが、塩化ビニール管への切り替えや、朝一番の水は、 飲用に使わないようにと呼びかけている。 市上下水道局によると、市内約114万の給水戸数のうち 鉛製給水管を使用している家庭は、推定で約60万戸(5%)。 調査は125万戸を対象に昨年11月に実施し、停滞水からは 6戸で基準値(1リットルあたり、0.5ミリグラム以下)を上回る 鉛が検出された。 水質基準は厚生労働省が2003年度にも1リットルあたり 0.01ミリグラム以下へと強化する方針。 この新基準を適用した場合には、さらに33戸(26%)が超過した。 一方、朝に10リットル流したあとの水では、現行基準を超えた 家庭はなかったが、新基準では32戸(26%)が上回った。 (以上日本経済新聞より) 当社の本社がある、名古屋市北区は、戦争中のいわゆる 焼け残りの家屋がまだかなり多くあり、水道管が鉛管のまま である建物が相当あります。 鉛製の給水管はすでに相当老朽化が進んでおり、漏水の 大きな原因のひとつになっていますが、いっぽう古くなった 建物だけに、わかってはいても水道管だけのために それほどお金がかけられない建物でもあります。 衛生上の観点からも、水資源の節約という観点からも 対策が必要でありながら、なかなか手がつけにくい難しさを かかえた問題だと考えています。 配管のご相談は、当社までご遠慮なくどうぞ。 |
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