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ドクターホーワ放送室   

 名古屋市の水資源のお話
   
2001/07/05

 名古屋市の水利権
 
 今年は、梅雨が早く明けそうな、それほど暑い日が続きますが、
暑い夏はまた、渇水の時期でもあります。

 名古屋の水がめはどうなっているのか。 

 名古屋市の水利権について、以下、名古屋市上下水道局の
資料に基づきお話ししましょう。
 


 「なごやの水道の水利権は、
もともと木曽川自流の毎秒7.56m3
でしたが、これでは不十分なため、岩屋ダムや木曽川大堰などから
なる木曽川総合用水事業のほか、長良川河口堰建設事業および
味噌川ダム建設事業に参加することにより、毎秒14.44m3の
水利権を取得しました。」

 「水資源の開発には、長い年月がかかるため、今後とも長期的な
展望に立って水源を確保し、将来の水需要に備えておく必要が
あります。

  また、近年、雨の多い年と少ない年との降雨量の開きが大きく
 なるとともに、全体として少雨傾向にあることから、渇水時にも
安定した給水サービスを確保できるよう、他系統の河川から取水する
ことも必要です。

 このため、名古屋市では現在、徳山ダム建設事業に参加し、将来に
向けた水資源の確保にも万全を期しています。」

      なごやの水利権
        木曽川自流       7.56m3/秒
        木曽川総合用水   11.94
        長良川河口堰      2.00
        味噌川ダム        0.50
          合計         22.00m3/秒


岩屋ダム
 所在地 岐阜県益田郡金山町
      (木曽川水系馬瀬川)
 有効貯水量
    1億5000万m3

木曽川大堰
 所在地 
  左岸 愛知県中島郡祖父江町
      大字馬飼字川田及び同地先
  右岸 岐阜県羽島市桑原町
      前野及び同地先

長良川河口堰
 所在地
  左岸 三重県桑名郡長島町駒江
  右岸 三重県桑名市福島

味噌川ダム
 所在地 長野県木曽郡木祖村
       小木曽地先
 有効貯水量
    5500万m3




 
名古屋市の給・配水塔

   ふだん見ることのできない給・配水塔が一年に一度
  一般公開されます。

   夏休みの自由研究にいかが?

   来場者には、「水の缶詰」のプレゼントがありますよ。
   
    今年の公開日
        
平成13年8月8日(水)  午前10時〜午後3時

東山給水塔
 千種区田代町
  地下鉄東山線「覚王山」下車徒歩10分

鳴海配水塔
 緑区桃山町4丁目
  市バス「桃山小学校」下車徒歩1分

猪高配水塔
 名東区猪子石2丁目
  市バス「猪子石小学校」下車徒歩5分

     参考資料
       名古屋市上下水道局発行「水と四季」 2001年7月号

   


   名古屋市上下水道局のホームページはこちら

     
⇒http://www.water.city.nagoya.jp
  

      ぜひ、一度アクセスしてみてください。

 














 
   
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