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ドクターホーワ放送室   

 知らないうちに水道が漏水していた、
                というときのお話
   

2001/06/18

 水道の漏水は、検針で発見されることが多い

 名古屋市では、水道の検針が2ヶ月に一回あります。

 その検針で、異常に使用量が多かったりした場合、検針員の
人が、「漏水していると思われるので、水道屋さんにみてもらって
ください。」 とすすめられることがあります。

 当社にかかってくる、水まわりの修理依頼の電話の5分の1
くらいはこういう漏水の調査依頼です。
 
 ちなみに、当社にかかってくる修理の依頼で特に多いものは
つぎのとおりです。
    トイレ、流しなどのつまり
    トイレの水が止まりきらない
    ウォシュレットなどの器具の故障
    エアコンの故障
    ポンプの故障
    漏水
      (目に見えるところでもれているものもあれば
       もれている場所がわからないものもあります)


 器具漏水と地中漏水

 
当社は名古屋市の水道局(正式には名古屋市上下水道局)の
指定水道工事店になっています
から、その方に、特に知り合いの
水道屋さんがない場合など、検針の人から当社を紹介されることが
あり、初めてのお客様からも、よく、そういう漏水の調査依頼の
電話がかかってきます。

 当社では、水まわりの修理専門のチームをもっていますので
そういうお電話がかかると、まず一次調査に伺います。

 こういう水道の漏水では、最も多いのが、トイレのタンクの中など
ふだん目にとまらないところで漏水している、いわゆる「器具漏水」
です。
 
 3階だて以上の建物などの場合、貯水槽の中にあるボールタップ
という、水を止める役目をはたす部品が故障して、水がどんどん
出ているというケースもたくさんあります。

 こうした「器具漏水」の場合は、比較的解決も早く、費用も安く
すむのですが、問題は、地中やコンクリートの下などに埋め
込まれた給水管が「地中漏水」しているケースです。


 探すより、やりかえた方がいい場合も多い

 地中など、目に見えないところで漏水をしている場合、図面などを
利用しながら、一系統ずつ、水圧テストや音などを頼りにひとつ
ひとつ調べてゆきます。

 しかし、建物全体の中の、わずかひとつかもしれないピンホールを
探す作業ですから、運良く早く見つかるかも知れませんし、なかなか
みつからないケースもたくさんあります。
 
 コンクリートをはつって(破って)みないとわからない場合もよく
あります。
 
 当社では、こうした漏水調査を依頼されることが多いので、比較的
ノウハウをたくさん持っていますが、やはり根気を要する困難な仕事で
あることには違いありません。
 
 しかも、こういう漏水を起こす配管の場合、仮にその漏水個所を
みつけて修理できても、配管全体の老朽化の状態は同じですから
すぐにその近くの別の個所で漏水が生ずることも珍しくありません。

 したがって、配管設備の老朽化の状況によっては、早めに調査を
うちきり、配管の更新(やりかえ)をおすすめすることも多くあります。

 
 ちょっと長い目でみて経済的な方法をとる

 配管設備を更新するときのやり方は、新築のときと違って、決まった
やりかたがあるわけではありません。
 それこそ、設計する人の考え方やセンスによって、工法も違いますし
費用もまったく違います。

 
 もちろんお客様の考え方によってその工法は違ってくるわけです
から、まず、予算や、その建物の使い方、近い将来のリフォームの
予定があるのかどうか、などよくお聞きした上で、最適な工法を選択
するする必要があります。

 当社では、基本的に「ちょっと長い目でみて経済的な方法をとる」
という考え方をおすすめしています。

 とりあえず、今もれている水を止めることが先決ですが、いったん
応急的な処置がまずとれないかを考え、その上で、お客様の
ニーズに応じて、プロの専門的な知識を利用していただきながら、
根本的かつ最適な方法を、お客様と一緒になって考える、という
考え方をしています。

 漏水は、突然発生することが多く、心の準備も予算の準備も
十分にできてないことがよくあります。
 
 余裕のない心で、急いで決断しなければならないことになることも
あります。

 当社は、こうしたお客様の立場と、技術面での専門家の立場の
両面から、最適なご提案をさせていただくように努力しております。
 


 ドクターホーワの専門機能を十分にご活用ください。
 














 
   
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