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ドクターホーワ放送室   

   大家さん、水に対する責任が重くなりますよ。
             水道法改正のお話

2001/06/12

 水道法が改正される・・・

 水道法が一部改正にむけて準備されています。
将来にわたり、安全な水道水の安定供給を確保する観点から
改正内容が検討されているわけですが、このうち、もっとも
大きな影響があると思われるのは、「貯水槽水道の責任の
明確化」
だと思われます。

 問題が少なくなかった小規模貯水槽

 従来、マンションなどで、貯水槽の有効容量が10トン
(10立米)以下の、いわゆる「小規模受水槽」の維持管理に
ついては、特に法的な規制はなく、貯水槽の点検、清掃、
水質検査についても自主的な管理にまかされていました。

 しかし、「安全で健康的な飲料水の確保」はまさに基本的人権
であること、アトピーなどの問題で、飲料水への関心が
たかまり、家庭用浄水器やアルカリイオン清水器をつかう人が
ふえてきていること、ペットボトル飲料水を購入する人もふえている
など、飲料水に対する要求の高度化は日に日に高まっています。

 これをうけて、たとえば当社のある名古屋市でも、保健所が
小規模受水槽に対する指導に力をいれ、特に水槽を永年清掃
しない場合など大家さんに対していろいろと注意を促すケースが
増えているようです。

 法改正で小規模貯水槽の管理責任が明確化される

 予定されている水道法の一部改正が成立すると、水道事業者
(たとえば名古屋市では名古屋市上下水道局)が小規模受水槽の
管理責任者に対し、「適切な管理、検査受診の指導」「施設への
立ち入り改善の助言、勧告」を行う
ようになり、こうした施設の
管理状況等を利用者(居住者)に対して情報提供する
ことになる
と思われます。


 事業として、こうしたマンション経営などをされているかたに
とっては、またひとつ頭の痛い問題がふえてしまうわけですが。

 対策は早めに計画、最適のタイミングで

 今後、地下水の浸入の恐れのある半地下式コンクリート製
受水槽や老朽化した貯水槽・配管、非衛生的なポンプ室、などに
対しても安全な飲料水確保の見地から次第に厳しい見方に
なってゆくことが予想されます。


 水道設備は、現在のポンプなどの設備の老朽化や、寿命との
兼ね合いもあり、早く手を打ちすぎても、遅すぎても、効率が
悪いことがあります。
 
 少し長い目でみて、最適なプランニングをするかどうかで
経済的にも、保守管理の手間からみても、結果がずいぶん
かわってきますし、利用者(入居者)の信頼感がまったく
ちがってきます。

 給排水設備のリフォーム専門チームをもつ、ドクターホーワに
お気軽にご相談ください。

  (ただし、この件に関しては、名古屋市内のかたのみへの
   対応になります。)




















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