▲資料室メニューへ ▲資料室索引へ | |||||
トイレの手すりの豆知識 |
|||||
いざという時は、手すりがたより。 足腰が弱ってくると、移動や立ち座りが続くトイレの出入り口 付近は、身体のバランスをくずしやすい場所になります。 思わぬ事故を防ぐためにも、トイレの出入り口付近に手すりを 設置したいものです。 |
|||||
手すりは、3ヶ所は欲しい。 | |||||
|
|||||
トイレの奥行きがたっぷりとってある場合には、安全のため 手すりは3ヶ所は欲しいものです。 タテ手すり@ トイレの出入り口手前につける。 ドアをあけて入るときに身体をささえるためのもの。 L型手すりA 便器への立ち座りのときに身体をささえるためのL型手すり。 ヨコ手すりB ドアをあけて出るときに身体をささえるために、ドア近くにつける。 |
|||||
手すりの位置は使う方にあわせて。 | |||||
|
|||||
手すりの高さは、身長や身体状況によって異なります。 廊下の手すりの高さは、、床上75センチが標準ですが、 使う人にあわせて取り付ける場合は、まっすぐに立ったとき その人の尺骨茎突点(手首つけねの小指側にあるでっぱり)の あたりが目安になります。 |
|||||
高さが合わない手すりは、かえってじゃま。 |
|
|||||||||
手すりが高すぎる場合は、腕をあげなければならないため、 つかまっているだけで疲れてしまいます。 力もはいりにくくなります。 手すりが低すぎる場合は、身体をかがめなければならず、 腰に負担がかかるだけでなく、身体のバランスを崩す原因にも なります。 |
|||||||||
便器側面のタテてすり | |||||||||
|
|||||||||
便器側面のヨコてすり |
|||||||||
|
|||||||||
タテとヨコの機能をあわせもつ、L型手すり |
|||||||||
|
|||||||||
便器正面のヨコ手すり |
|||||||||
|
|||||||||
側面に出入り口がある場合で、奥行きが140センチ程度の トイレでは、便器の正面にヨコ手すりをつけると、便器への 移動だけでなく、便器に座る、便器から立ち上がるなどの 動作をするときに身体を支えるのにも便利です。 |
|||||||||
紙巻器は手の届きやすいところに、 リモコンは見やすい位置に設置する。 |
|||||||||
|
|||||||||
紙巻器は、まず優先してつかいやすい位置につけます。 なるべく両方の手がとどく位置に設置します。 目安の寸法は、図のとおりです。 ただし、車椅子の場合、手すりの下につけると、便器への 移乗のじゃまになるので、壁面のヨコ手すりの上につけた 方がよいでしょう。 リモコンは、ボタンを確実に押せるよう、操作盤が見やすい 位置に設置することが大切です。 高齢になると、視野が狭くなり、また関節がまがりにくくなって 手の届く範囲が狭くなるからです。 |
|||||||||
資料提供(TOTO) お問い合わせは、取り付けのお申し込みは、当社まで。 TEL052−911−4431 TOPへ戻る |
▲ 資料室メニューへ ▲資料室索引へ |