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Q2:それでは、使用勝手や不適切な維持管理に起因する 汚染原因にはどのようなものがあるのでしょうか。 |
ひとつには、死に水の問題があります。 通常、飲料水には、殺菌用に塩素を入 れてあります。 しかし、水道水程度の塩素では死なない細菌もありますし、 貯水槽において空気中にある細菌が飲料水に混入する 場合もあります。 これらは一般細菌と呼ばれ、水質基準でも避けられないもの として、ある程度ま では認められています。 ただし、あまり使われていない系統の配管内や、使 用量に較べ 容量が過大な貯水槽内ではこれらの細菌が繁殖し、いわゆる 死水にな ります。 維持管理で一番大きな問題は、貯水層が定期的に清掃されて いない場合です。 一定規模以上の清掃が義務付けられていますが、小規模のもの には、規制がありません。 水道水には、極微量ながら様々なものが溶け込んでいます し、 配管からの錆や時には砂が混入していることもあります。 貯水槽では、 これらが沈殿し、細菌類の温床になったりします。 また、光が当たって藻が 発生している場合もあります。したがって、 貯水槽は、定期的な清掃が必要 です。 |
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