資料室メニューへ                         資料室索引へ
赤水の対策

Q1:ライニング鋼管を使っているのにどうして赤水が出るのですか。

 給水・給湯管は、古くは亜鉛メッキ鋼管が使われ、管内前面が腐食し
赤 サビが水道水に混入し、赤水が出ました。

 その後、昭和50年前後から耐 食性鋼管としてライニング鋼管が使用
されるようになりましたが、管自体 は腐食しなくとも、配管のネジ接合
部分等、管端部の金属が露出する部分で 防食しきれない部分の
腐食が進行して、赤水が出るようになりました。

 特 に、バルブ、水栓類等、青銅鋳物と接続した部分は、異種金属電池
により 激しく腐食し、朝一番の使い始めに出るようになります。



資料室メニューへ                      資料室索引へ